主婦もゆく iPad一人歩記

子ども向け “プログラミング教室” に主婦もゆく・・・【第4回】「第1回小中学生ハッカソン」レポート(1/3)




今日から3回の予定で、私がお手伝いしている子供向けプログラミング教室「TENTO」で開催された春のイベントをレポートをします。

子供向けプログラミングの世界に興味がないお母さんもぜひ読んでみてください。きっとイメージが変わるはずですよ!!

TENTOは、去る2014年3月30日に、同じく子供向けプログラミング教室の「デジタルポケット」と共催で『第1回小中学生ハッカソン』なるものを開きました。こんな感じです。

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場所は、筑波大学東京キャンパス。大学の一室に集まって、こんな感じでコンピュータを触りながら、なにやら作っているのですが、みんな、かなり “できそう” な感じ・・・

この雰囲気を見ただけで、我が子には関係ない!と思ったお母さん、そんなことはありません!!!ここに集まってるのは、“コンピュータができる子” ではなく、どちらかといえば、ゲームが好きな子供たち。

そして、みんな真面目にやっているように見えますが、この写真は、イベントが始まってすぐに撮った写真だから当たり前です(笑)

しばらくすると、そこは元気な小中学生。歩き回る子がいたり、大きな声を出す子供がいたり、ワイワイ、ガヤガヤ、そんな中で作業をしていましたので・・・ハイ。


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そもそもハッカソン・・・ってなにさ!そんなツッコミに答えたいと思います。

ハッカソン(Hackathon)とは、「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、IT業界で使われている言葉です。

簡単に言うと、プログラマーが集まり、一定の時間でアイデアや技術を駆使しながらウェブサービスや作品などを作るイベントのことなのですが、今、多くの企業や団体でこのようなイベントが開催されています。




ハッカソンの面白いところは、単にプログラミングの技術を競うのではなく、与えられたテーマをもとにアイデアを出し合い、制限時間内で作品を作り上げ、その完成度を競うところ。

例えば、「10時間で、主婦向けのアプリを作ろう!」というテーマであれば、参加者は自分のアイデアを絞り出すところから始め、それを元にプログラミングをし、アプリを作成します。

通常は何人かのチームで行うことが多く、チームメイトと協力しながら完成度を上げていくわけですが、そこには、チーム内のコミュニケーション、タイムマネージメント、技術、アイデアの斬新さ、問題解決能力など様々なスキルが要求されます。

こうしたスキルが、より実践的な形で身につけられること、ここにハッカソンのメリットがあるのではないか、そんな風に私は考えています。

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そんな、ちょっと大人なイベントのハッカソン。プログラミングの経験がある小中学生もトライしてみようということで、首都圏内の子ども向けプログラミング教室に通う子供たちが集結。

TENTO、ビスケット塾、OtOMO、みどりっ子クラブの子供たち、幼稚園年長〜中学2年生の総勢40名が参加してくれました!

集まってくれた子供たちは、それぞれの能力に合わせて3つの部門(ビスケット部門、スクラッチ部門、JavaScript部門)に分かれて競い合います。各部門には、制限時間とテーマが設けられ、子供たちは決められた時間内にひとつの作品を作り上げなければなりません。

今回のレポートでは、比較的プログラミング歴が浅い子ども達が参加したビスケット部門を取り上げます。




①ビスケット部門
制限時間:90分 テーマ「ゴールのあるゲームを作ろう」

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ビスケット(Viscuit)とは、PCの操作を全く知らない子供たちでも、マウス操作だけで簡単にプログラミングが楽しめるツールです。

簡単に言うと、自分の描いた絵を動かしてゲームを作るのですが、Before and Afterの形で絵を比較させながら、動きを指示できるのが特徴のツールです。


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まず、子供たちは、紙にゲームのアイデアを書き出すところから始めます。その後、手描きでキャラクターや背景などを描いていき、動きを指示します。

敵を攻撃しながらゴールに向かうゲーム、
敵が来るのを除けてゴールまで辿り着くゲーム、
犬が餌をさがしながらゴールに向かうゲーム

など、子供たちが考えるアイデアはさまざま。

ただし、最初に自分の考えたことがすべてゲーム化できるとも限らない。素晴らしいアイデアであっても、ビスケットの機能でそれを実現できるかどうかはまた別の問題で、そのようなことは講師に相談しながら解決して作品を仕上げていきます。

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また、子供たちは、なにもスイスイとゲームを作っていくわけでもありません。途中、自分の思い通りにキャラクターが動いてくれない時は、どこかに間違いがあるので、それを自分で発見しなければなりません。今までに作った流れを再確認しながら、また講師にアドバイスをもらいながら解決策を考えます。




そして、なんとか制限時間で仕上げた子どもたちは・・・!

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最後は、こんなひろ〜〜〜い大学の講義室で自分の作品をプレゼンテーション。もちろん、このプレゼンテーションも審査員の評価に入ります。

どの子もみんな、発表する前は「緊張する〜〜〜」なんて言っていましたが、小学生の子供がいる私としては、「みんな良い経験をしてるよ!」と、発表前から褒めてあげたい気持ちでいっぱい。

大人だって、こんな人前で自分の作品を発表するのは勇気がいりますもんね。言葉に詰まったり、上手く言えなくてもいいから、とにかく人前に立って、“伝える”ことを体験してほしい!そんなことを思います。

プレゼンテーションの後は表彰式。一人ひとりの作品も講評され、ビスケット部門を担当した講師たちから感想が述べられました。




いつもだったら、それぞれのプログラミング教室で自分の好きなように作品を作っている彼ら。ですがハッカソンでは、制限時間内でテーマに沿ったものを仕上げなければならないので、こだわる部分と先へ進める部分を決めて、残り時間を気にしながら作品づくりをしなければならない。

子供たちにとってはプレッシャーかもしれないですが、見ている者としては、子供たちの意外な一面が知れる面白いところでもあります。

また、いつも学んでいるプログラミング教室の枠から飛び出して、学校や住んでる地域の違う子ども同士が、共通のものを作ることで「つながる」ことも大切です。

これは、子供達が “機械と自分” の世界だけに完結しないようにするために大切なことで、子供向けプログラミング教育に関わる大人たちは、そのようなマインドを持って、子供たちと接していることを知って頂きたいです。











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