主婦もゆく iPad一人歩記

子ども向け “プログラミング教室” に主婦もゆく・・・【第5回】「第1回小中学生ハッカソン」レポート(3/3)


今日のブログは、2014年3月に開催された「第1回小中学生ハッカソン」(TENTO・デジタルポケット共催)の続き、ついに最終レポートです。

ちなみに・・・過去の記事はこちら!
第1回 小中学生ハッカソン大会レポート(1/3)
第1回 小中学生ハッカソン大会レポート(2/3)

東京都文京区にある筑波大学にて、関東圏内のプログラミング教室に通う子供たち総勢40名ほどが集まって開かれた同イベント。当日の雰囲気はこんな感じでした!

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さて、最終レポートとなった今回は、小学6年生〜中学2年生が参加した「HTML+JavaScript部門」(HTML+ジャバスクリプト部門)を報告です。といっても悲しいかな、この文章を書いている私自身、実は、JavaScriptどころからコーディングができない(涙)。なので、以下の内容は素人の主婦が書いていると思って読んでくださいませ。




JavaScriptとは、コンピュータのプログラミング言語のひとつです。詳しい説明は省くとして(笑)、お母さん達に知って欲しいことは、JavaScriptは「大人が使う言語」だということです。前回、前々回のハッカソンのレポートで取り上げた「スクラッチ」や「ビスケット」は、プログラミングといえど、あくまでも “子供用” でした。子供たちは、子供用に作られた専用のツールを使って、プログラミングに必要な論理的な思考を学んでいたのですね。

ところが、JavaScriptは本格的なコーディング。下記の写真は、TENTOに通う中学生が実際にJavaScript(*正確にはenchant.js)でプログラミングをしているところですが、こんな風に、英語や数字をカチャカチャ入力してプログラムを書いていくわけです。
2014-04-05 10.54.04




さぁて、そんなJavaScript部門に与えられたテーマはこちら!


「第1回小中学生ハッカソン大会」
HTML+JavaScript部門
制限時間:5時間
テーマ「マップを使ったブラウザゲームを作ろう」


JavaScript部門は2〜3人1組のチームでひとつの作品を作ります。与えられた制限時間は、なんと5時間!!男の子を持つ母親の私としては、JavaScriptで作品を作れるかどうかよりも、そもそも集中力が続くのかどうかの方がよっぽど心配です。

子供たちのプログラミングスキルは、かなり個人差があります。プログラミング歴2〜3年、JavaScriptをある程度知っていて一人で黙々と作業を進められる子もいれば、まだまだ始めたばかり、英語を打つ指先がたどたどしい小学生もいます。

そんなスキルにばらつきがある子供たちがチームを組んで、果たして5時間でひとつの作品を作れるか!無理でしょ!・・・ってことで、今回は「enchant.js」というゲームエンジンが使われました。


——<以下、読み飛ばしても平気!>———
簡単に説明すると、JavaScriptでゲームを作ると「直線を表示する」「音を出す」という基本的なゲームの機能を1から自分で書かなければなりません。これはとても時間がかかることなのです。ですが、enchant.jsというゲームエンジンを使えば、予め用意されたゲームのパーツが使え、これらを組み合わせて作品が作れるのです。子供たちは、必要なパーツを組み合わせて足りない部分だけをコーディングすればよく、時間の短縮が図れるわけです。

また、enchant.jsは日本語の情報量が豊富なので採用されたそう。ハッカソンでは子供たちが分からない部分は、講師がアドバイスをしていきますが、基本的には、講師のアドバイスを待たず、自分でウェブ検索などをして解決していくことも必要とされています。その際に日本語の情報量が多いenchant.jsが子供向けだと判断されたのですね。
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OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑「JavaScript部門」に挑む中学生たち。カメラを嫌がるかもしれないので、こっそり撮る撮影係の私。

まっ、タラタラと書いてしまいましたが、要は、スキルに違いのある子供たちが協力して、制限時間内にひとつの作品が完成するように、いろいろな配慮がされていたということであります。


5時間の制作時間の中で、子供たちがまず考えなければいけないのは「役割分担」です。プログラミング能力の低い子供がチーム内で浮いてしまうことがないように、それぞれにできる仕事を考えて振り分けなければなりません。チームの中心となる中学生は、そのことを考えて作業の進め方を考えます。

今回のテーマにもなっている「マップを使ったゲーム」は、その辺りが考慮されています。スキルの違う子供同士でも、ひとつの作品づくりに取り組めるように、比較的簡単にできる「マップ」がゲームの要素として選ばれました。

マップ作りは、草原や町を表す正方形のタイルを並べていくだけの作業ですが、作るのには時間がかかるようです。この部分をコーディング歴が浅い小学生が担当し、メインのプログラム書きは経験のある中学生が担当したといいます。これなら小学生でも、タイルの並べ方でオリジナリティを発揮できて楽しめそうですよね!

photo1↑「マップを使ったゲーム」で実際に子供たちが作ったもの

photo2↑「マップ」をどんな風に作ったか、子供たちが打ち込んだコードを見せたもの


小中学生がチームになって、プログラミングをしている姿を見て「いいなぁ〜」と思うことは、“子供たちが学校外の友達とつながりやすいこと” です。下記の写真は、ゲームを作っている最中の中学生ですが、この2人はイベント当日に初めて会ったばかり。2人の会話を聞いていると、もともと友達だったのかと思えるほど言葉を交わしていてビックリしました。
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もうひとつは、いろいろな大人との出会いです。ハッカソン当日もそうでしたが、キッズプログラミングの世界では、社会でバリバリ働いている大人たちと子供が関わる機会が多く、そういった方々から言葉がけをしてもらうことは、今の子供たちにとってとても良い環境だと思います。

自分の親とは違う価値観を持った大人が、自分の作品にアドバイスをしてくれたり、励ましてくれたり、また、作業の息抜きに無駄話をしてくれたり、オモシロイ話を聞かせてくれたり。プログラミングというひとつの作業を通して、いろいろな大人から社会が垣間見え、メッセージ性のある言葉が投げかけてもらえる、こういう環境がとても良いと感じています。


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5時間の制作時間を終えた子供たちは、そんな大人たちの前で堂々と発表しました。子供たちが考えたマップゲームはどれも苦労の跡が見えて、そこが実によかったです。印象的だったのは制作過程において「(自分の話す)言葉が通じなくて苦労した」という中学2年生の言葉ですが、相手とのコミュニケーションがいかに大切か体感したのだとしたら、非常に良い経験をしてくれたとエールを送りたい気分です。

こんな風に、5時間の制作時間の中には子供たちになりに様々なドラマがあったことでしょう。ちょっと大袈裟かもしれませんが、ここで感じた何かを将来の自分に結びつけて欲しい、子供の将来を考える母親としてはそんなことを考えてしまいます。




3回に渡って書いたレポートでしたが、小中学生のハッカソン、いかがでしたでしょうか?おそらく、来年も開催されると思いますので、プログラミングの経験がある子供たちにぜひ参加して頂ければと思います。私も来年までには、コードが書けるようになっていたいものですが・・・(^^)























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